ハァ~? 誰がバカだってぇ~? 

タイトルだけで炎上しそう(汗)。

 

でも最後まで読んでいただければ、そう言えるかも知れないと思ってくれる人は少なくないだろう……と期待する。


まず真っ先にみなさんも思い浮かぶだろうことは、ロシアxウクライナ戦争。

なぜ21世紀に? 

もはや「新しい戦前」かもしれない。

この「新しい戦前」という言葉もタモリが新春の番組で発したとして少しバズったそうだけど、この言葉はNHK BS で先に登場していた気がする。

ロ x ウ戦争では、ロシアの肩を持つ人は珍しいと思う。

誰が見ても、ロシア、もっと言えばプーチンひとりが原因であると思う。

このひとりの独裁者の古く偏狭な思想のために、多くの無辜の市民が今も犠牲になっている。

その一つには、NATO(とりわけ米)がウクライナに、朝鮮・イランがロシアに、それぞれ武器供与していて代理戦争となっているから。

ウクライナの都市の炎に周辺国が薪をくべている様相だ。


なぜこうしたことが今の時代に起こるのか、といえば。

イデオロギーの違いからだろう。

一言で言うなら、NATO(資本主義、民主主義、国民主権) 対 非NATO(社会主義、共産主義、独裁強権政治)となるか。

プーチンはNATOの侵食を恐れて攻撃的になった。

NATOは世界をなんとか共産化から守り民主化を広げようとした。


それぞれの陣営がイデオロギーに固執しているために戦っている。


この件については、もっと深く論じないといけないだろうけど今回の趣旨でないので以下割愛。


さて、資本主義のもとで暮らしている私たちであるが、これが今暴走しているせいで必要以上のモノを作り、必要以上のモノを買い、余ったモノはコストをかけて廃棄している。その過程では環境負荷をかけ環境破壊に拍車をかけている。


では、計画経済=社会主義の方がベターか? と言えば、必ずしもそうでないと思う。

限られたモノを作り報酬を得るために人は怠けるようになる。コスパのため。

すると、社会は停滞してきて発展が遅れる。市民みんなが貧しくなる。


ちなみに日本のバブル時代は、歴史上最も成功した社会主義と言われていた。

これから、ポスト資本主義が議論されていくだろう。




民主主義である米国だが、今日1月7日(土)現在では下院議長の選出に13回行っても未だ決まっていない。

これも、共和党と民主党あるいは、トランプ支持派と反トランプ派のイデオロギー対立と見て良さそうだ。


チャーチルは言った

「民主主義は最悪の政治形態だ。民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば。」


3年前も、英国のEU離脱に関する国民投票でほぼ半数に割れた。


こうした分断とも言える状況は、あちこちで見られるように思う。



さて、人間はみんなバカだと言ったのは、動物や植物でこのような分断やイデオロギーの対立があるか? という反実仮想からだ。


つまり地球上で、人間以外の生きとし生けるものは、自らの種の存続を もっと言えば地球の存続を賭けて生きている。


食べきれないほどの獲物をとらえて、余ったら捨ててる動物を見たことがあるか?

別のファミリーと出くわしたサルやゴリラが、相手側を殲滅させることがあるか?

言うまでもなく不要な殺生はしない。


それに比べて人間は……。


ことばや通信手段を持っていても、多様性を許せない人々がいるのは悲しい。


植物だって人間の知らない言語で会話してるんですよ。

イモムシに食われ始めたら、別の葉っぱや木々にある物質を伝えると言う。

また、他の刺激があった場合には、別の物質を伝えるとも。

つまり、植物は静的な生き物でなく、ちゃんと反応して会話する動的な生き物だったことが、最近になって分かってきたと言う。




地球上の生きている物が、調和を保って環境に順応している一方で、人類は環境破壊や種(人類)同士の殺し合いをしている唯一の生き物である気がしてならない。

要は、人類が地球のウィルスだと。


コロナウィルスだって宿主が死んでしまえば自分も死ぬから、だんだん弱毒化してオミクロンに変異してきたじゃないか。

人間だって、みんなが自分のアタマで考えて知恵を育めば全体に良くない行動は変えられるはずだと信じている。
 


そう、脱バカ。

を目指す。




   


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